本当は萌える!源氏物語 源氏物語 第二巻「帚木」後編 忍者ブログ
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2024.03.19 Tue
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2008.12.13 Sat
わかさゆえのあやまち



平安時代の基礎知識。当時は陰陽道による占いが、日々の生活の中でとても重要でした。
「方塞がり(かたふさがり)」になると、その方角は占いで凶なので
別荘に行くか知り合いの所に行くかしてやり過ごさなければなりません。
桐壺のラストで言ってた二条院は、もう完成して源氏の個人宅となっています。
紀伊守宅は中川の水を庭に流したりして、結構夏場でも涼しいところ。
位が高くない分、挨拶とかガチガチめんどくなくてラクです。涼しいし。




こんな感じで5年間




ちょい挿し込み。画質が違ってもキニシナイでね


そういう奇跡みたいなチャンスは、全ての人に訪れるわけじゃないのよ光君。
こんなかんじでお喋りしつつ、たまには大人っぽいこと言うじゃんとか思ってたら…




これですよ
邪悪な笑み…










中将の君の女房ランクが 1上がった!
主人からの信頼は 0になった!




お説教タイム。でもこのころはこういう性文化だったので、青筋立てるほどでもない
ろくに顔も見てない相手と、よくやる気になるよな…



















源氏からの歌の「とりあへぬまで」に、「とり重ねてぞ」で「とり」をかけてます
とり=鶏 朝を告げる鳥。恋人の別れを表す意味でよく出ますね




古典単語の「見る」は「逢う」って意味です。
「逢う」と表記してオブラートに包んでますが、つまりえっちぃことをするって意味です。
「見る」=「逢う」=「結婚する」 でたぶんあってます。
昔はえちぃことをするという事実が結婚でしたから。一夫多妻制。
「あふ」って言うと、「見る」より直接的な気がします
つーかエロい歌だなあオイ!!
人んちの弟つかってこんな内容の文届けさせるってどうなの…




来 や が っ た














そんで送られた歌がこれ。



前に書いちゃいましたが、「その原」は帚木の元ネタとなっている
坂上是則の和歌「園原や伏屋に生ふる帚木のありとてゆけど逢はぬ君かな」
の「園原」を引用してます。
そのまんまな意味の歌なので、現代語訳を付けるのをやめようかを思ったくらいです。




空蝉から源氏への返歌。源氏が坂上是則の歌を引用したのを受けて、
空蝉も「伏屋」を引用しています。インテリジェンス!
卑しい家に根付いてしまったが最後、木はそこから動くことはできません。
定められた運命のもと、ただ静かに消えていけば良い。最初から無かったみたいに。
色んな気持ちを読み取れる、深い歌だなと思いました。







描いてる人もノープラn…げふんげふん
そんなこんなで、次巻へ続く。


はい反省会と補足。主に反省。







帚木終了!おつかりです!!
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※一部表記ミスってましたすみません。修正しました

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